撤収

また撤収準備を進める季節が巡って参りました。皆様いかがお過ごしですか。

私は新作長編二本を抱えたまま撃墜されそうなのですが、ともあれこれから傘の最終チェックを行いまして、無事チェックを通ればそのまま公開という流れでございます。

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携帯電話を変えました。930SHということですから、またシャープ端末です。最近の携帯電話のカメラ（というか映像素子）ってすごいんですね。あのサイズで8.0Mピクセルの画像が扱えるって。それだけ膨大になるデータの読み書きを行えるプロセッサの進化もすごいのですが、いやはや。

さて今のコンテキストから理解された方もおられるでしょうが、私が話したいのはレンズのことです。

カメラの命は今も昔も変わらずレンズにあるのです。そのことを忘れてはなりません。普通のカメラとして必要になる画素数、これはおそらく、素人の意見ですが5.0M程度ではないかと思っています。

最近のデジカメ売り場をみていると、そもそも画素数が何を意味するか理解せずに「大きければきれい」なんて考えている方も少なからずいらっしゃるようです。

写真の美しさを決めるのはレンズです。もちろん素子の性能が悪ければ印刷したときにざらつきが出ます。これについては先ほど書きましたとおり、L版印刷であれば5.0Mもあれば十分なのです。処理エンジンによって美しく見せることもできましょうが、それは小手先の技術でいわばまやかしであります。なんせ、撮影後レタッチソフトで修正するのと大差ないのですから。

何が言いたいかというと、携帯のカメラはいくら画素数があがってもたかがしれているということなのです。（ただしコンセプトモデルを除く